アマゾン プライムビデオの数ある作品から「どれが面白いの?」と迷っている人へ。
サスペンス好きに贈る2025年アマゾン プライムで観られる、洋画を15本ピックアップ。
教皇選挙
閉ざされた聖域で揺れる、信念と野心の秤
ローマ教皇が亡くなった後、次期教皇を選ぶために行われる「コンクラーベ」。世界中から集まった枢機卿たちが、システィーナ礼拝堂で秘密裏に投票を行い、新しい教皇を選出する過程が描かれます。政治的な駆け引きや個々の信念が交錯し、教会内の権力闘争が織り交ぜられ、次第にそれぞれの候補者が抱える秘密が明らかになっていきます。2025年注目の映画です!
信仰と権力、人間の欲望が渦巻く中、選ばれた新教皇は?
インサイド・マン
緻密な頭脳戦が光る銀行強盗サスペンス
『インサイド・マン』はスパイク・リー監督が手がけた頭脳戦の傑作!クライブ・オーウェンやデンゼル・ワシントン、ジョディフォスターなど豪華キャストが集結。
犯人は銀行に立てこもり、多数の人質を取りながらも不思議なほど冷静に、交渉人と心理戦を繰り広げていきます。真の目的が少しずつ明かされていく構成が秀逸で、観ている人を惑わす巧妙な演出、そして主役2人の存在感にどんどん引き込まれて行くこと間違いなしです。
頭脳戦が好きな人には特におすすめの一本です!
インビジブル・ゲスト 悪魔の証明
各映画祭が賞賛!予想不可能なラストが待ち受ける
物語は、成功した実業家アドリアン・ドリアが、不倫相手と密会中に彼女が殺され、彼自身が容疑者となるところから始まります。この映画の最大の魅力は、観客の思い込みを利用した「叙述トリック」。物語はドリアの視点で語られ観客は彼の話に引き込まれますが、次第に「見えているものが本当なのか?」という疑問が生じ、映画の緊張感を高めていきます。
公開当初から海外でも高い評価を集め、イタリアや韓国でもリメイクされています。
9人の翻訳家 囚われたベストセラー
密室ミステリーの新境地
人気ミステリー小説「デダリュス」の最終巻を翻訳するために集められた9人の翻訳家たち。外部との接触を一切禁止され、地下室で翻訳作業を行う中、原稿の一部が外部に流出する事件が発生し、お互い疑心暗鬼に陥っていきます。映画は実際の事件を基にしており、翻訳家たちが直面する緊張感や倫理的なジレンマがリアルに描かれています。
緊張感と謎解き、サスペンスとミステリーが巧みに絡み合った作品です。
ナイヴズ・アウト 名探偵と刃の館の秘密
現代版アガサ・クリスティ 名探偵vs家族全員
著名なミステリー作家ハーラン・スロンビーが自宅で不審な死を遂げ、名探偵ブノワ・ブラン(ダニエル・クレイグ)が家族や関係者の中から真犯人を探し出すことになります。古典的な「誰が犯人か?」というスタイルのミステリーを、現代的にスタイリッシュにアレンジした作品です。豪華なキャスト陣の中でも主役のダニエル・クレイグが、歴代の名探偵たちにも負けないユニークで魅力的なキャラクターを演じています。
サスペンスとユーモアを絶妙に組み合わせた作品で、観る者を飽きさせません。
ウインド・リバー
極寒の地で繰り広げられる捜査ドラマ
ワイオミング州のウインド・リバーという雪深い地域で18歳の少女が遺体で発見され、地元のハンターであるコリー・ランディング(ジェレミー・レナー)が事件の捜査に協力します。単なるミステリー映画ではなく、アメリカのネイティブアメリカンが直面する現実を鋭く描写しています。特に、女性に対する暴力や差別の問題が強調されており、観るものに深いメッセージを伝えます。
サスペンスと社会問題を融合させ、ネイティブアメリカンが直面している問題を鋭く描いた作品です。
シャッターアイランド
逃げられないのは、島か、それとも自分自身か
マーティン・スコセッシ監督の心理サスペンス。連邦保安官テディ・ダニエルズ(レオナルド・ディカプリオ)がシャッターアイランドにある精神病院で起きた失踪事件の調査に挑みます。そんな中、テディは自らの過去や精神状態に疑問を抱くようになり、徐々に現実と幻想の境界が曖昧になっていきます。観客の予想を裏切る展開と緻密な伏線、そしてラストに訪れる衝撃の真実は必見です。
精神的なトラウマや現実逃避、そして人間の心理の複雑さを探求した心理スリラーの傑作です!
RUN /ラン
母と娘の息詰まる逃走劇
慢性の病気を抱え車椅子生活を送る娘と、彼女を献身的に支える母。ふとしたきっかけかけから、母親の行動に不審を抱くようになり真実を探ろうとしますが、やがて想像を超える事実に直面します。娘に対して異常なまでの支配欲を見せ、狂気じみた行動が物語の緊迫感を高めていきます。
閉ざされた空間からの逃亡劇に最後まで目が離せません。
オリエント急行殺人事件
豪華列車の中で起こる密室殺人
アガサ・クリスティの同名小説を原作としたミステリー映画で、監督のケネス・ブラナーが名探偵エルキュール・ポアロを演じています。その他に、出演している俳優はジョニー・デップやペネロペ・クルスなど名優揃い。密室空間の列車内で起こった殺人事件、容疑者は乗客全員。ポワロの鋭い観察力と論理的思考が際立ち、観客は彼と共に真実を追い求めることになります。
正義と復讐をテーマにしたミステリーで、最後には意外な真実が待ち受けています。
ノクターナル・アニマルズ
二重構造で描く愛と復讐の物語
成功したギャラリーオーナーのスーザン(エイミー・アダムス)が、元夫エドワード(ジェイク・ギレンホール)から送られた小説『ノクターナル・アニマルズ』。フィクションと現実が交錯し、スーザンの内面的な葛藤と、エドワードの小説を通じて彼女の選択がどのような影響を与えたかを描写しています。愛か復讐か、複雑な人間関係と自己反省や感情を描いた作品です。
愛と選択の重要性について考えさせられる作品です。
ゾディアック
実在の未解決事件を追う記者たちの執念
1960年代から1970年代にかけてカリフォルニア州で実際に発生した未解決の連続殺人ゾディアック事件。犯人が警察やメディアに対して挑発的な手紙や暗号を送りつけ、世間を恐怖に陥れます。ジャーナリストのロバート・グレイスミス(ジェイク・ギレンホール)や捜査官のデイヴ・トスキ(マーク・ラファロ)がゾディアックの正体を追い求める様子を描いています。
執着や恐怖、そして人間の限界について考えさせられるサスペンス・スリラーです。
エスター
無垢な笑顔の裏に潜む恐怖
この作品は、養子として迎え入れた少女エスターの正体と、その周囲で起こる恐怖を描いたスリラーサスペンスです。孤児院から養子として迎えられた9歳の少女エスター(イザベル・ファーマン)。最初は愛らしく見えますが、次第に常軌を逸した彼女の行動が、家族に恐怖をもたらしていきます。明かされる彼女の真の姿は衝撃的です。
ミステリーを巧みに織り交ぜ、恐怖が生まれる描写を上手く描いています。
ディパーテッド
潜入捜査官と裏切り者の息詰まる駆け引き
オリジナルは香港の犯罪サスペンス映画『インファナル・アフェア』ですが、こちらはマーティン・スコセッシが監督を務めており、警察の潜入捜査官ビリー・コスティガン(レオナルド・ディカプリオ)と、警察組織に潜入したマフィアのコリン・サリバン(マット・デイモン)の二人が、互いに正体を隠しながら命を懸けた戦いを繰り広げます。マフィアのボスとビリーの擬似的な父子関係、そしてコリンの道徳的ジレンマが徐々に善悪の境界を曖昧にしていきます。
キャラクターの心理描写や緊張感が巧みに表現されており、サスペンス映画としての完成度が非常に高い作品です。
鑑定士と顔のない依頼人
美術品よりも美しい謎が、心を奪う
一流の美術品鑑定士ヴァージルは、依頼主クレアから屋敷の中に眠る美術品の鑑定を頼まれます。彼女は極度の対人恐怖症で、姿を現さず声だけでやり取りを続けます。やがてヴァージルは彼女に惹かれ、心を開かせようと奔走するが、その裏には計算しつくされた謎が潜んでいました。美しい映像と緻密な伏線、そして心理戦の妙が魅力で、ラストに全てが反転する衝撃が待っています。
人間関係の複雑さや、裏切りの痛みを描いたミステリーロマンスです。
ドラゴンタトゥーの女
氷の大地で暴かれる、封印された真実
スティーグ・ラーソンの小説「ミレニアム」シリーズを基にした、ジャーナリストと天才ハッカーが、数十年前の失踪事件の真相を追うサスペンス大作です。富豪一族の秘密と、その背後に潜む想像を超える闇。二人の主人公は互いの過去や孤独を抱えながらも、少しずつ信頼を築き、危険な真実へと踏み込んでいきます。女性が直面する抑圧や暴力の問題が浮き彫りにされ、暗く緊張感のある雰囲気を醸し出しています。
背中にドラゴンのタトゥーを持つリ女性のキャラクターが印象的な、サスペンスと社会的テーマが融合した作品です。